過去の活動報告

≪最近 平成30年度 平成29年度 平成28年度 平成27年度 平成26年度 過去≫

平成21年度活動報告(例会、各委員会、その他)

1.例会

長崎地区
年月日役職名等講演者演題
2009年4月14日 国立大学法人 長崎大学経済学部 学部長 東條正氏 「恐慌は再来するのか―1929年世界恐慌との比較を中心に―」
5月15日 長崎総合科学大学環境・建築学部 人間環境学科教授 ブライアン・バークガフニ氏 「長崎の経済に貢献した「ホーム・リンガー商会」の光と影」
6月9日 恒久幹事 藤原和人氏 「御礼のご挨拶」
7月14日 長崎市長 田上富久 氏 「長崎のまちみがき」
8月 (休会)    
9月8日 (株)福田農場ワイナリー 代表取締役 福田興次 氏 ものの見方、考え方  農商工連携
10月 (休会)    
11月10日 九州旅客鉄道(株)
代表取締役社長
唐池 恒二 氏 「九州新幹線と駅を中心としたまちづくり」
12月 (休会)    
2010年1月13日 長崎歴史文化博物館<br/ >研究所 所長 原田 博二 氏 「龍馬と長崎県」
2月9日 日本銀行 長崎支店
支店長
近藤 信彦 氏 2010年の経済展望
3月9日 日本放送協会
長崎放送局  局 長
合田 敏行 氏 『龍馬伝ブーム』を『長崎ブーム』につなげるために
佐世保地区
年月日役職名等講演者演題
2009年4月13日 佐世保簡易裁判所判事 末廣元保氏 「裁判員制度について」
5月11日 日本銀行長崎支店長 田島浩一氏 「世界同時不況と地域経済」
6月 (休会)    
定時総会(及び例会)
7月13日
佐世保市保健福祉部長 千知波 徹夫 氏 「新型インフルエンザ等について」
「中央福祉センターの機能について」
8月10日 長崎県県北振興局 局長 小島 明 氏 「県北地域の諸問題と県の政策」
9月14日 させぼパール・シー(株)
代表取締役
廣山 芳宣 氏 九十九島水族館「海きらら」の夏
−多くのお客様をお迎えする九十九島の魚たち−
10月5日 佐世保重工業(株)
代表取締役社長
森島 英一 氏 「SSKの将来、佐世保港の将来」
−SSKの造船事業と新規事業、そして佐世保港発展への私案−
11月10日 九州旅客鉄道(株)
代表取締役社長
唐池 恒二 氏 「九州新幹線と駅を中心としたまちづくり」
11月16日 長崎国際大学  学長 潮谷 義子 氏 「驚いた!少し心配・・・
そうする?共創しよう」
12月21日 海上自衛隊佐世保地方総会 総監 加藤 耕司 氏 「我が経歴をとおしてみる海上自衛隊」
2010年1月13日 長崎歴史文化博物館
研究所 所長
原田 博二 氏 「龍馬と長崎県」
2月 (休会)    
3月15日 日本銀行 長崎支店長 近藤 信彦 氏 「最近の経済情勢について」
 
 

2.委員会

・幹事会
4月14日(火)(1)入会者の選考、(2)平成21年度通常総会関連議案説明、(3)九同友長崎大会実行委員会各部会の進捗状況について説明。(1)の入会者選考については参加者全員これを了承、次いで(2)、(3)の議題について意見交換し、ほぼ原案の通り承認した。
5月15日(金)通常総会付議案件を審議し、第1号議案〜第6号議案を原案通り、総会付議する事を決議。
12月17日(木)(1) 入会の承諾、(2)役員補充選任、(3)平成22年度総会開催日、(4)第58回九同友・長崎大会の総括、の各議案について提案・報告が行われ、承認された。次いで(5)各委員会の活動報告、(6)その他として、今後開催される各地懇談会等の紹介がなされた。
・常任幹事会
7月14日(火) 各委員長より活動実績および今後の予定について報告の後、 九同友長崎大会の進捗状況について事務局より報告があった。その後、長崎県より提示された、 ベトナム『ホイアン―日本祭り』への寄付金の問題について、事務局より説明及び事務局案が提示され協議を行う。
・企画・総務合同委員会
7月7日(火) 議題1.今年度の長崎経済同友会活動方針について、2.各委員会の活動について、 企画・総務各委員長より説明があり、意見交換を行った。
3月5日(金) 企画委員、総務委員、活動方針検討プロジェクトチームが参加し、プロジェクトチームからの 提言、および今後の活動についての説明・協議が行われた。 提言の中の活動方針については、3年間を中期事業としてメンバーを変えずに活動し、その成果を 出すとした主旨説明が行われた。また都市経営戦略策定検討会が進められているが、 今後も中核事業として位置づけることが説明された。その他、会務運営や委員会活動についても言及されている。 事務局からは、組織体制(案)<基本理念・基本姿勢・組織改正・役員任期等>についての説明を行い、 平松企画委員長からの主旨説明が行われた後、各委員からの質問・意見交換が行われた。
・企画委員会
・活動方針検討プロジェクトチーム
6月15日(月)第1回会議を開催、村木座長、平松企画委員長より本チーム設立趣旨の説明があり、その後各委員より意見発表があり開催スケジュールを協議し閉会。
8月18日(火)前回の会議での意見を踏まえ今年度の活動について協議を行った。
11月19日(木) 例会運営に関するアンケート実施結果を受け、基本理念、基本姿勢、活動部会の期間、同友会の方向性について討議。
12月22日 (火)幹事会での報告を終え、『長崎経済同友会の今後の活動方針についての提言(案)』を作成。各メンバーは1月中に意見を取りまとめ、2月に最終会議を開催することとした。
2月4日(木)『長崎経済同友会の今後の活動方針についての提言(案)』については特に内容を大幅に変更する事項はなく、活動方針の提言として企画委員長に提出することを確認し、平成21年度の最終会議を終えた。なお次回開催される企画・総務委員会において、その内容説明の場を設けることが確認された。
・総務委員会
・経済活性化委員会・観光振興委員会合同委員会
4月27日(月)始めに、両委員長より前年度の活動実績報告後、今年度両委員会の活動を引き継いで新たに発足する、都市経営戦略策定委員会の活動方針(案)が示された。ついで、「長崎における都市経営戦略(グランドデザイン)の中間報告(案)」の説明を受けた後、意見交換を行った。
・都市経営戦略策定委員会
(コアミーティング)
6月25日(木)委員長、副委員長、分科会会長・副会長の会議を開催。「長崎における都市経営戦略」の中間報告についての討議および今後の運営方法等について協議。
8月26日(水)9月7日開催の都市経営戦略策定検討会「分科会」の事前打合せ、及び4団体合同分科会の今後の運営について協議。
(基幹製造業分科会)
10月15日(木)都市経営戦略策定検討会として三菱重工業(株)長崎造船所を視察。香焼造船工場、風力発電装置工場、タービン工場を視察後、経営概況について説明を受けた。
10月30日(金)東芝三菱電機産業システム(株)および三菱電機(株)長崎製作所を視察。回転機の機器製造現場(TMEIC)、施設環境システム事業・大型映像装置・冷熱システム・車両空調システムの製造現場を視察後、それぞれの所長、副所長から事業概要について説明を受けた。
12月8日(火)提言書の取りまとめ方を議題とし、長崎市商工部部長の参加を頂いて、大手企業に対する支援、検討中の施策、パートナー企業への助成、ものづくりセンター、トライアル発注等々の政策を伺う。長崎県産業労働部からも参加頂きフリーディスカッション・意見交換を行い、提言の素案作りに着手することとした。
3月19日(金)分科会の意見集約と今後の進め方について協議。検討会の基本的考え方の再確認を行った後、『都市経営戦略策定検討会 検討結果の概要』について、その内容説明が行われた。その後、基幹製造業分科会としての『現状分析』、『主要な課題』、『具体的な提案・施策』について説明が行われ、出席者全員による意見交換がなされた。発言された内容を踏まえ、関係先・行政との刷り合わせを経て、最終提言に向けて進めることが確認された。
(観光業分科会)
7月21日(火)長崎県観光振興推進本部 副本部長 松尾英紀氏が「長崎県の観光について」の演題で説明があり、その後出席者の自己紹介後次回会議を9月15日(火)に開催することを決めて閉会。
9月15日(火)長崎の経済4団体が共同して議論を進めていくことについての趣旨説明と観光業分科会の活動方針について討議。
9月28日(月) 経済4団体が共同する都市経営戦略策定検討会として開催。長崎市文化観光部 部長を講師として招き、長崎市の観光の現状、長崎市の観光戦略の進捗状況などについて説明を受け, その後活発な質疑応答が行われた。
10月20日(火)観光業分科会の今後の活動方針について討議。現状分析も終えたことから、課題の絞り込み短期・中期に分けて考えること、観光に関する意見・意気込みなどについて意見交換された。
3月30日(火)分科会の最終回会議として、意見集約と今後の進め方が協議された。会議に先立ち、これまでの経緯について長崎商工会議所から説明があり、意見等の再確認も行われた。長崎経済研究所から『都市経営戦略検討会 検討結果の概要』等に関し、『現状認識、総括、戦略・施策、組織』などの全体像、数値目標に関しては『現状、トレンド、比較』が説明された。参加者全員から貴重な意見が表明されたが、提言として纏める際には強弱をつけること、実際に動くことが大事で、提言後もフォローアップすることがより重要であることなどが確認された。4月および5月に開催される予定の全体会での作業内容が了解され会議を終了した。
(水産業分科会)
10月13日(火)今後の進め方について意見調整のための会議を開催。
11月5日(木)経済4団体が共同する都市経営戦略策定検討会として開催。 長崎市水産農林部水産振興課長を招き、『長崎市の水産振興計画および将来ビジョン等について』の講話の中で、水産業の課題、推進体系、基本目標、施策の展開方向についての説明を受けた。
11月25日(水)長崎漁港水産加工団地協同組合より専務理事を招き、長崎俵物をはじめとする水産加工品の状況について説明および意見交換を行った。
3月18日(木)分科会の意見集約と今後の進め方について協議。都市経営戦略策定検討会全体についての説明に続き、『都市経営戦略検討会 検討結果の概要』、水産業分科会としての『現状認識・主要な課題・具体的提案施策』に関しての主旨説明が行われた。各委員からの質疑応答・意見交換に先立ち、長崎商工会議所より『水産練り製品ブランド化推進事業』の取組みについて概要説明を受けた。分科会として、『水産長崎の知名度』、『魚のブランド化』、『練り製品加工業の育成と雇用創出』、『外貨獲得』といった方向性が確認された。席上、中国向け鮮魚輸出に関し、衛生証明書(官能検査)に係る新制度が話題となった。
(教育(大学)分科会)
10月14日(水)長崎市企画財政部総合企画室の企画理事および長崎大学前学長を招き、講話を受けた。長崎市からは『游学のまち長崎』として進めている計画の内容を三つの方向性を交えての説明を、前学長からは『大学の運営について』と題して、大学運営の実際を聞き、現在の状況や問題点についての説明を受けた。
11月18日(水)長崎総合科学大学学長を招き、『大学運営の課題について』と題した講話を受ける。この中で、留学生に関する問題および産学官の連携についての説明を受け、質疑応答がなされた。
12月22日(火)内容を絞り込んだ上で提言書を作成するため、意見交換を中心に行う。提言のあり方については、産業論として割り切った提言を行い、経済効果があり実現可能性があるものを意識することとした。
3月29日(月)分科会としての最終会議を開催。これまでの活動経過を振り返り、その後に片山座長が纏めた提言案である『「都市経営戦略策定検討会・教育(大学)分科会」の検討結果(案)-「学都長崎の復活・再生に向けて」』の主旨説明と意見交換がなされた。長崎商工会議所より会議の経過説明が行われ、その後に全体の取りまとめをイメージした『都市経営戦略策定検討会 検討結果の概要』等について長崎経済研究所から説明がなされた。行政側として参加頂いた長崎市の他、参加者全員から意見交換が行われた。何れも貴重な意見で、仮称としてフォローアップ会議を設けること、運営組織・体制作りが重要であること、PDCAを実践するため経済的効果があるものを選び出すことが確認された。日程として4月に全体会議を開催し纏めた分に修正を加えた上で、5月の全体会を経て5月末から6月初めにかけて公開するという予定が確認された。
・教育問題委員会
6月24日(水)安達委員長より今年度の活動方針の説明に続き、製作業者より「ながさき歴史年表」の修正内容の説明を受けた。増刷部数については今年度及び来年度の5年生交付分を含めた数量を目途に早急に協議の上決定する。その後、出席者より教育に関する諸問題について意見交換し閉会した。
12月15日(火)教育現場の実態・声を把握する為、長崎市教育委員会指導主事 宋 友博氏を招き、中学校における職場体験の講話を聞き、意見交換を行う。
・情報化委員会
7月7日(火)委員長より前年度までの活動報告と、現行のスマートカードを基本にした地域ICカード導入への提言について説明があり意見を交換。
11月18日(水)地域カードについて役員会を開催。十八銀行営業統括部から電子マネーの概要・取り組みを強化する上での課題等の説明、広島での交通業者を中心としたカード展開の事例を踏まえ、問題点および今後の展開について討議した。
・広域交流委員会
7月6日(月)旧年度の肥前地域振興委員会の活動についての報告と、新年度の活動として佐賀との連携についても合同で何かできないか考えたい、また、熊本、大分との3県連携の検討、佐世保との交流緊密化等の検討。長崎新幹線以外に長崎自動車道、西九州自動車道、湾岸道路などの道路については行政との関わりが必要であり、専門家を呼んだ勉強会を検討等の発言があった。
8月19日(水)長崎県地域振興部新幹線・総合交通対策課の担当者より講演を実施。
今年度の活動について協議を行う。
9月29日(火)長崎県土木部 道路建設課課長を招き、『長崎県における「規格の高い道路ネットワークの現状」及び方向性について』と題した講話を受け、計画されている道路およびその経済効果等について説明を受けた。
九州経済同友会 長崎大会
日時:平成21年10月22日(木)〜23日(金)
会場:ホテルニュー長崎 鳳凰閣
大会テーマ:「九州の次代を担う産業・企業の育成に向けて」
標記九州経済同友会大会が、10月22日(木)長崎市のホテルニュー長崎を会場として開催された。同大会の長崎市での開催は、平成13年の第50回大会以来8年ぶりで、九州・沖縄の各同友会より345人が参加した。大会討議では、4人のパネリストが時代の新たな潮流として、情報通信技術の革新、グローバル化、低炭素社会、少子高齢化について意見を発表した。これに続く全体討議を経て、九州の次代を担う産業・企業の育成に向けて、「市場創造」、「新技術の獲得」、「人材育成」の三つにチャレンジする、とのアピールを採択した。
長崎からは三菱重工業樺キ崎造船所 所長の相馬和夫氏が、鳩山政権が唱える地球温暖化抑制策である温室効果ガス排出量25%削減目標等について意見を述べた。その後、記念講演では、日本放送協会の福地茂雄会長が「『変える勇気』と『変えない勇気』」の演題で、 NHKにおける実践事例を紹介しながら講演した。続いて、会場を1階ロビーに移して、長崎検番と龍踊りのアトラクションを楽しんだ後、3階鳳凰閣での懇親パーティーで会員相互の交流を深めた。二日目は、坂本龍馬、岩崎弥太郎に関連する亀山社中界隈散策と軍艦島上陸コース、佐世保の海上自衛隊史料館と九十九島クルーズ・コース、それにゴルフ・コース三つに分かれて、秋の長崎を楽しんだ。

その他

・新入会員説明会開催
4月20日(月)平成20年4月〜平成21年3月間に新規、又は交代により新たに入会した会員を対象に同友会活動の説明会を開催、対象者14名の内9名が出席し企画、総務両委員長、及び事務局より説明を受けた。その後の懇親会では出席した役員も加わり相互に交流を深めた。
・長崎さるく幕末編出発式及び龍馬関連コース歩き始め
4月23日(木)出発式・歩き始めに事務局より参加した。
・第22回全国経済同友会セミナー開催
5月21日(木)〜22日(金)札幌市(札幌パークホテル)
総合テーマ「ビー・アンビシャス! 〜21世紀の新たな課題に挑む〜」
当同友会より辻代表幹事以下4名が参加、全国の会員との交流を深めた。
(1)長崎新幹線建設期成会・長崎県鉄道整備促進期成会・長崎空港整備促進期成会合同総会
(2)九州新幹線西九州ルート早期整備アピール宣言
(3)講演会「津島雄二先生が語る新幹線」
5月25日(月) ホテルニュー長崎
上記(1)〜(3)が開催され多くの会員が出席、「ゴールは長崎! めざせ!諫早〜長崎早期 着工」を訴えた。
・長崎フォーラム
6月23日(火)西日本新聞と長崎フォーラム共同企画の講演会が開催。イデアパートナーズ社長の井手修身氏が、「人・企業・地域が元気になるバリューアップ戦略」の演題で講演。九州始め全国の観光戦略について考えを述べた。
・暑気払い懇親会開催
8月10日(月)佐世保地区8月例会及び恒例の佐世保地区・長崎地区合同の暑気払い懇親会 を開催。長崎地区からは扇、宮脇両代表幹事を含む約14人が例会・懇親会に 出席。例会では、長崎県県北振興局、小島 明氏が「県北地域の諸課題と県の政策」 の演題で講演があり、その後九同友大会実行委員長の坂井副代表幹事より、同大会 への協力依頼があった。引き続き、田中丸副代表幹事の挨拶で暑気払い懇親会が始 まり、両地区の会員が相互に交流を深めた。