平成25年7月29日(月)第7回長崎サミット開催
2013.07.29
本プロジェクトは、2010年に「みんなでつくろう元気な長崎」をスロ
ーガンに地域経済の衰退に歯止めをかけるべく設定した2020年の
定量目標を目指して、産学官連携して推進活動に着手した。
活動開始後、旗印とした連携は相応に進み、個別テーマも課題解決
に向けた動きが着々と進みつつある。また、新幹線西九州ルート諫早
・長崎間の着工をはじめとして、数々の大型プロジェクトが具体化する
など、当地域にとっては、フォローの風となりうる動きが出ている。
一方では、諸経済指標は一部に好転の動きがみられるものの、経済
基盤の持続的な底上げという面では未だ十分とはいえず、これからが
正念場と言える今こそ、更に強力な分担と連携を進め、持続的な指標
の維持向上を目指すことが求められている。
最近の当地域における経済環境・動向等を十分認識した上で、本プ
ロジェクト第2ステージ(経済基盤づくり)の対策を徹底して講じ、2014
年8月から計画している第3ステージ(成果を示すステージ)へつなげて
いかなければならない。
こうした認識のもと、以下を提議する。
1.確認願う事項
(1)定量目標達成に向けて運営体制を強化する。
①計数管理の強化
②分担の明確化
(2)主要施策毎の進捗状況と課題、当面の対応方針
2.意見交換願う事項
(1)県民所得向上に向けた中小・中堅企業の新分野進出等の
支援対策
(2)夜景観光の充実と対外発信の強化
(3)国際物流体制の充実・強化 他
《第7回長崎サミット参加者》
上田 惠三 長崎商工会議所 会頭
宮脇 雅俊 長崎経済同友会 代表幹事
橋本 州史 長崎県経営者協会 会長
武藤 剛 長崎青年会議所 理事長
中村 法道 長崎県知事
田上 富久 長崎市長
片峰 茂 長崎大学 学長