長崎経済同友会平成２９年度通常総会を５月２４日ANAクラウンプラザホテル
長崎グラバーヒルで開催した。開会挨拶で坂井代表幹事は「今、長崎では県庁舎
・県警の新築工事や新幹線開業に向けた長崎駅周辺開発が具体的に動いている。
クルーズ船の寄港も昨年比１．５倍の見込みで、前向きに変わっていることを我
々は認識する必要がある。一方、北九州に次いで長崎は人口が減っており、基幹
産業である造船業が、まだまだ見通しが見えないという大きな課題も抱えている。
このような中、『今、ながさきが変わる　みんなで行動を！』のスローガンのも
と、我々が一致団結して長崎をどのように変えていくのか、しっかり考える、行
動を起こすことが大切だ。１０月には九州経済同友会大会が人口減少をテーマに
長崎で開催される。『行動を起こす同友会、成果を出す同友会』を目指してこの
１年の活動をお願いしたい」と話された。
そして、坂井代表幹事が議長となり議事に入った。 

第１号議案　平成２８年度事業報告
  第２号議案　平成２８年度収支決算（一般会計）
                 平成２８年度事業積立金（特別会計）決算
  第３号議案　平成２９年度事業計画（案）
  第４号議案　平成２９年度収支予算（一般会計）（案）
  第５号議案　平成２９年度役員の一部選任（案）
  第６号議案　第６６回九州経済同友会大会（長崎大会）予算（案）
が審議され、いずれも原案どおり承認された。 

委員会活動説明では、各委員長より活動内容について発表があった。

総会に引き続き、公益社団法人経済同友会副代表幹事・専務理事の横尾　敬介
氏より「経済同友会2.0の取り組みと最適化社会の実現」を演題とした記念講演
が行われた。佐世保地区会員、長崎県、長崎市等からのご出席をいただき約１４
０名が聴講した。

 
 記念講演終了後に懇親会を開催した。吉澤代表幹事の挨拶、里見長崎県副知事、
田上長崎市長の来賓挨拶の後、上田副代表幹事の乾杯の発声で開宴となった。
和やかな雰囲気の中で佐世保地区、長崎地区の会員が相互に交流を深めた。
最後に、森代表幹事の閉会挨拶で盛会裏に閉会した。